土地売買でトラブルが発生するのは避けたいという方がほとんどでしょう。
そこで今回は、土地を購入したり、売却したりする方に向けて起こりやすいトラブルや土地売買の前に確認するべきことをご紹介します。
□土地を購入してもらう際に起こりやすいトラブルとは？
1つ目は、重要事項の不告知です。
不動産を売買するときには、重要事項説明会をする必要があります。
それは、土地だけでなく過去に事故が起こった場所ではないか、周辺の騒音が気になる場所ではないかということを買主に説明する義務があるからです。
しかし、このようなマイナスな情報を隠して契約し、後から買主がその事実を知ることになると、トラブルになってしまいます。
トラブルを避けるためにも、マイナスな情報もきちんと伝えましょう。
2つ目は、近隣との境界が未確定であることです。
土地によっては、境界が曖昧だったり、近隣との境界が定まっていなかったりしたためにトラブルになることもあります。
実測図を確認しても実際の土地で見ると状況が異なっていたり、お互い境界線を守っていなかったことに気付いていなかったりすると曖昧になりやすいです。
境界トラブルをクリアしていないと売主の希望に合わせて売買を進めるのが難しくなるので、必ず境界線を確定させておきましょう。
□土地売買の際に確認するべきこととは？
1つ目は、土地を売却できるのは所有者本人だけであることです。
土地の売却に関して親族で話し合うこともあるでしょう。
しかし、実際に売却の手続きができるのは所有者本人のみです。
誰が公的な所有者になっているかわからないという場合は、不動産登記簿に名義が書かれているので役所で確認しましょう。
2つ目は、分からないことは明らかにしておくことです。
これは少し難しいかもしれませんが、売却・購入で相手に伝えにくいことでも伝えておく必要があります。
購入者は、購入後に不備が発覚すると泣き寝入りすることになります。
売却者は値段に関わることでも事前に伝えることで、違約金を支払ったり、販売価格を下げたりするなどの対応をしなくても済むので、言いづらいことでも必ず伝えるようにしましょう。
□まとめ
今回は、土地を購入してもらう際、起こりやすいトラブルと土地売買の前に確認するべきことをご紹介しました。
トラブルに巻き込まれないようにするためにも、この記事を少しでも参考にしていただけると幸いです。
不動産売却・買取を検討されている方は、お気軽に当社までご相談ください。