家づくりをされる場合、家が完成する前に多くの費用を支払う必要がありますよね。
しかし、住宅ローンでは、建物が完成して引き渡されるときに融資額が入金されますので困りますよね。
そこで登場するのが、「つなぎ融資」です。
今回は、土地の購入をお考えの方に、つなぎ融資と利用する際の注意点についてご紹介します。
□土地購入で利用できるつなぎ融資について
土地購入をする際、つなぎ融資を利用できます。
建物の完成前に必要となる費用を一時的に融資してくれますので、非常に助かりますよね。
つなぎ融資を利用するためには、いくつか条件を満たす必要がありますので確認してみてくださいね。
さらに、つなぎ融資の借入期間には制限があります。
金融機関によって異なりますが、初回のつなぎ融資の実行から1年以内や融資回数は2〜4回といった制限があります。
□つなぎ融資の注意点について
つなぎ融資を利用する場合、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
注意点をご紹介します。
1つ目は、金利が高いことです。
住宅ローンと比較をすると、つなぎ融資の金利は比較的高めに設定されています。
借入している金額によっては、思っていたよりも利息がかかってしまう、ということもあります。
そのため、事前に利息額のシミュレーションをしておくことをおすすめします。
2つ目は、事務手数料がかかることです。
住宅ローンとは別で「融資事務手数料」や「収入印紙代」といった費用がかかります。
融資事務手数料は、金融機関にもよりますが数万円〜10万円ほどです。
収入印紙代は、借入金額に応じて2千円〜6万円ほどです。
住宅ローンの諸費用ほどにはなりませんが、これらの手数料がかかることを把握しておきましょう。
3つ目は、つなぎ融資だけの利用ができないことです。
住宅ローンとのセットになっていますので、つなぎ融資だけでの利用できません。
銀行によってはつなぎ融資を取り扱っていない場合もありますので、つなぎ融資を利用する場合は必ずセットであるかを確認しておきましょう。
以上がつなぎ融資を利用する際の注意点でした。
□まとめ
今回は、土地購入をお考えの方につなぎ融資と注意点についてご紹介しました。
住宅ローンを借り入れる前に利用できるつなぎ融資についてご理解していただけたでしょうか。
家づくりをお考えの方で、何かご質問や疑問点等がございましたらお気軽にお問合せください。
全力でサポートさせていただきます。